35歳 男性 先天性眼瞼下垂・右目の埋没式挙筋短縮術の症例
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真崎院長からのコメント

この男性は、右目だけが生まれつき眼瞼下垂を起こしていました。
先天性の眼瞼下垂は片側性(片目にのみ起こる)が多いのです。
先天性眼瞼下垂は、筋肉そのものに力が入りにくいことから、手術の成功率が少し下がります。
特に、過去に手術を受けている人の場合は、組織の状態によって切らない眼瞼下垂手術ができないことがありますし、成功率もそのぶん低くなります。
最近では、先天性眼瞼下垂の手術の成功率も高くなってきていますが、念のため、こういった説明は患者さんにしておくべきだと考えています。
この患者さんのケースは、成功率が五分五分の見込みでしたが、手術を行うことにしました。
うまく行かなかった場合、元に戻すことも可能だからです。
真崎法の切らない眼瞼下垂手術は、患者さんにとって納得できる結果でなかったら、すぐに元に戻せます(トライアルシステム)。
それだけ気軽に手術を受けていただけるということにもなります。
結果は、手術が非常にうまくいき、それから4年半経った現在でも、全く何の問題も起こっていません。
術前の写真

右の目(写真の左側の目)だけ、まぶたが重たい印象でした。
術後2週間の写真

若干まだ腫れはありますが、術前と比べて左右のまぶたの開きの差がなくなってるのがご確認頂けると思います。
術後1年2ヶ月の写真

組織も落ち着き仕上がりの状態です。
やはり術前と比べて開きがご確認頂けると思います。
術後3年4ヶ月の写真

3年4ヶ月の写真です。
まだ良好に保つことができます。
術後4年6ヶ月の写真

通常埋没法ですと、元に戻りやすいと言われてますが、真崎法ですと、術後4年6ヶ月でもこのように元に戻ることはありません。
(個人差はございます。)
