私は切らない手術(埋没法)が向いている?事前診断の方法!
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簡単なテストで切らない手術(埋没法)の適正が分かります!
まぶたを切らない埋没法は、二重まぶたにする手術でも、眼瞼下垂を治す手術でも、受けたいという患者さんの多い術式です。
ただし、人によって、埋没法が向いていない人もいます。
そういう場合は、医師も切開法をお勧めすることになります。
二重まぶた手術の場合、埋没法による治療が適しているかどうかを診断するために、「ブジーテスト」という検査をすることがよくあります。
簡単な方法ですが、患者さんのまぶたを実際に調べて、手術の出来映えをシミュレーションできる、信頼性の高いテストです。
この検査には、まぶた専用の細い針金のような器具(ブジー)を使います。

二重になりやすいナチュラルラインとは?
まず、患者さんに目を閉じていただき、二重にしたいラインに沿って、ブジーでまぶたを押さえます。
次に、そのまま目を開けていただき、ゆっくりとブジーを離すと、一時的に二重まぶたができます。
ブジーでつくったこの二重は、まばたきをすると消えてしまいます。
しかし、まばたきをしないでいる間、ずっと二重の状態が続く人には、埋没法が向いています。
ブジーテストでつくった二重が保ちやすい人は、そこに、二重になりやすい「ナチュラルライン」があるのです。
このラインで二重まぶたを形成すると、文字どおり、よりナチュラルで消えにくい二重になります。
ただし、これは基本的に、健康なまぶたを二重まぶたにする場合の話です。
眼瞼下垂の場合は、垂れ下がってしまったまぶたを持ち上げることになるので、二重まぶたの形成よりも高度な手術になります。
術前の診断も、二重まぶた手術ほど単純ではなく、症状がどれぐらい重いか、過去の治療のあとがまぶたに残っていないかなど、さまざまな要素を総合的に判断します。

他クリニックで「切らない眼瞼下垂手術」を受けた方は注意を!
当院では、他のクリニックにて切らない眼瞼下垂などの手術を受けた方が、「思いどおりにいかなかった」「元に戻ってしまった」などの理由で、真崎医院にいらっしゃる事があります。
切らない眼瞼下垂手術(真崎法)は、基本的には、やり直しの利く手術です。
しかし、他のドクターの切らない手術が、すべてそうだとはいえません。
一度、他のクリニックで切らない手術を受けた患者さんたちの中には、まぶたの組織の損傷などによって、もう切らない手術ができなくなっている人も、かなりいらっしゃいます。
それは、まぶたをめくってみれば簡単にわかります。
その場合は、ご希望があっても、真崎法の適応にはならず、切開法の手術をお受けいただくことになります。
切らない眼瞼下垂手術の仕上がりは、ドクターの経験や技術によるところが大きいので、遠回りをするとあまり望ましい結果にならない場合もあるので注意してください。
他のクリニックで施術を受けた後でも、気になる点などがございましたら、是非一度当院にご来院ください。